研究領域
A01班: 冥王代地球(代表 丸山茂徳)
冥王代地球班は、生命誕生場を明らかにするため、冥王代の地球表層環境の多様性とその動的(時間)発展を定量的に解析します。
生命誕生場=Habitable Trinity (Maruyama et al., 2013) において、生命構成元素をコンスタントに供給するには、大気圏、水圏、地圏の3要素の成立、そして それらの物質循環を駆動する太陽エネルギーの安定供給が必要条件です。
Habitable Trinityを成立させるために地球がたどった過程の定量化、具体的には、惑星の灼熱化を避けるために必要な大気CO2がマントルへ吸収される速度の評価、H2Oの量、惑星のサイズ、海洋のpH、etc. について定量化を行います。
生命誕生前の化学進化、地球化学的環境を再現をするため、原初大陸の量と組成を明らかにし、地球誕生後6億年間の表層環境の歴史モデルを作ります。
(A04班との連携)